2008年 10月 14日
天璋院篤姫 |
新装版 天璋院篤姫(上) (下)(講談社文庫)
宮尾 登美子 / 講談社
NHKの大河ドラマを通しで見るなんて、いつ以来だろう。
なぜ、「篤姫」を見るようになったのだろうか。おそらく、だが、土曜日の再放送をなんとなく娘と二人で昼食を食べた後見て、娘にすれば、宮崎あおいや瑛太といった馴染みの女優、俳優が、ちょんまげ姿でいたからなのだろうが、その後、カミさんも巻き込んで、すっかり一家で夢中になっている。
ぼくはもともと日本史はからっきしダメで、そのせいものあって時代物の小説は司馬遼太郎さんのいくつかと、井上靖さんの「風林火山」を読んだくらいで、「大奥って何?」と娘から正面切って聞かれたら、おそらく答えることができなかっただろうし、さらには篤姫なんてその存在さえ知らなかった、ということもあって、せっかくの機会だからと、先日、故郷に帰る際、移動中の読みものとして買ってみたのが宮尾登美子さんのこの本。
ついドラマとの差に目が行くのだが、それは別として、そうか幕末にはこういうことがあったのかとあらためておぼろげな記憶が蘇り、形となり、さらに篤姫という人が薩摩の分家より、御台所となり、さまざまな経緯から、終末を迎えつつある徳川宗家を守るということを軸として、その周りのあれこれが、なんとも刺激的で、いやはや食わず嫌いはよくないな、とあらためて考えたのであります。
宮尾 登美子 / 講談社
NHKの大河ドラマを通しで見るなんて、いつ以来だろう。
なぜ、「篤姫」を見るようになったのだろうか。おそらく、だが、土曜日の再放送をなんとなく娘と二人で昼食を食べた後見て、娘にすれば、宮崎あおいや瑛太といった馴染みの女優、俳優が、ちょんまげ姿でいたからなのだろうが、その後、カミさんも巻き込んで、すっかり一家で夢中になっている。
ぼくはもともと日本史はからっきしダメで、そのせいものあって時代物の小説は司馬遼太郎さんのいくつかと、井上靖さんの「風林火山」を読んだくらいで、「大奥って何?」と娘から正面切って聞かれたら、おそらく答えることができなかっただろうし、さらには篤姫なんてその存在さえ知らなかった、ということもあって、せっかくの機会だからと、先日、故郷に帰る際、移動中の読みものとして買ってみたのが宮尾登美子さんのこの本。
ついドラマとの差に目が行くのだが、それは別として、そうか幕末にはこういうことがあったのかとあらためておぼろげな記憶が蘇り、形となり、さらに篤姫という人が薩摩の分家より、御台所となり、さまざまな経緯から、終末を迎えつつある徳川宗家を守るということを軸として、その周りのあれこれが、なんとも刺激的で、いやはや食わず嫌いはよくないな、とあらためて考えたのであります。
by peace_tess
| 2008-10-14 10:34
| 本