2008年 04月 11日
一瞬絶望が支配しそうになったのだが |
9日の娘がトラブル解決した件。
きっかけは友達の電子網日記の書き込みがきっかけということだったので、
ちょっと気になり、会社のPCで検索をかけてみた。
すると娘を含む友達たちの携帯電子網日記がでてきた。
内容もちょっと寒気がするようなものなのだが、それよりも・・・。
まずは自分のところでは自動シールつき写真撮影機で写した写真を公開中。
友達のところのリンクボタンでは本名がさらされている。
学校を特定できるプロフィールを書いている子もいて(学校そのものではなく、住んでる町の名と、東京の郊外ではおなじみのただナンバリングされた、たとえば一中とかってやつ)、
こちらのほうで背筋が寒くなった。
何せ苗字は、かなり珍しい名前だし、
特定することは簡単なのである。
それからどこまで意識しているかはべつだけど、いわゆる学校裏サイトに変貌もできるし、出会い系サイトの機能も普通についていて・・・。
ということで、カミさんには、
1)電子網での名前と写真の公開の仕方はかなり危険度が高いので、親の責任としてやめさせなければならない。ただ、友達との関係もあるだろうし、そこは慎重に話をする必要あり。
2)それから、娘の日記の中に(公開しているのだからしょうがない)、
・体焦げ付き装置室に行ったよ(呆然)
・遊園地に行って楽しかったね。みんな化粧がよれよれ(呆然)
・ピアスあけたい。でもお金ないし、ピンであけるのっていたそうだし。中学であけるのに意味あるのにね(怒
なんて書き込みがあるが
これについては、まぁ、親としてどういう話をするかはわけて考えないといけないねとメール。
帰り道、なんだかとても寂しくなって帰宅。
カミさんはきょう話すべきではないかと、勉強している娘に聞こえないように言うのだが、
ぼくも少々混乱している。
飲まないつもりだったのに、発泡酒。
カミさんは、へんなところを押しちゃうと突然何かが請求されるかも、などという心配でサイトを見ていないということなので、ひとつひとつ回遊の仕方を教える。
「子供向け携帯電子網規制」を解除したから、これが見えるようになったのかなとカミさんが言う。
一段規制を緩和したが、この手のものはフィルタリングされて見えないはずだがなぁ、とぼく。
お風呂を洗ってリビングに戻ると、勉強が一段落し、カミさんが作った都道府県の場所と県庁所在地テストににとり組もうとしているところ。「なんか難しい顔していない?」というので、「それが終わったら話をしよう」と言うと、ちょっと緊張して「なに系の話?」と聞く。
「決して楽しい話じゃないよ」というと、じゃあはなしてよということで、食卓に向き合って話しをする。
話は2階建て。
1)携帯電子網日記をみつけたこと
・電子網危機回避について
→どういう事情があろうとも、親の責任としてやめざるを得ないので、すぐに退会すること。ただし友達との関係とかあるのなら、そこは話をしてみなさい
娘:わかった。でも聞いてほしいことがある。
まず退会は自分の携帯からはできない。
さらには規制がかかっているから、自分の携帯からは見えない。
いつもともだちにテキストと写真をメールで送ってアップしてもらっていた。
友達と休みの日に会う時しか、そのサイト見られない。
友達にすぐ連絡する。
友達のなかにもいろいろめんどくさいから、とやめちゃう子もいるし、特別問題にならない。
親にうるさく言われたからとは言いたくないし、言わないよ。
いつも言うけど親が悪いなんて思われたくないもん。
ただね、いろいろ書いたのが消えちゃうのがつらい。
ここで、娘は涙ぐんだ。
ということで、娘は友達に退会手続き依頼。
2)内容について
ここで娘はカミさんに退場を要請。
「何を読んだの?」とぼくに聞く。
そして、「聞くのいやだから、やっぱりここに」と、ぼくが電子網の危険の説明に使った紙に書いてほしいとお願い。
ということで、ぼくが書く
・体焦げ付き装置室に行ったよ
ねえ、まずこっちみて。全然やけてないでしょ(笑
--ほんとだ。焼けてないね
沖縄で買い物もしなきゃいけないしそんなお金があるわけないし、おまけに私がそんなところに行く勇気があると思う?(笑
時々会う別の中学の子に「あっそんなことしてんだと」思わせて楽しんでるんだよ。
笑っているところでカミさんが「いいでしょ。じゃましないから」
続けて書く
・遊園地に行って楽しかったね。みんな化粧がよれよれ
私、化粧道具持ってないし。してた子はいるよ。でも私はしてない。
--でも、自動シールつき写真撮影機でとった写真をアップしてたけど、それは化粧してたじゃないか
あのプリクラはママにも見せた。叱られた。
続けて書く
・ピアスあけたい。でもお金ないし、ピンであけるのっていたそうだし。でも中学であけるのに意味あるのにね(怒
中学なんかじゃあけないよ。これも他中の子とのコミュニケーション。自分でやるのは危ないとさんざんパパからも言われてるじゃない。
「でもママぁ、高校であけていい?」
「ピアスは高校を出てから。おまけに今のままじゃ高校いけないよ。そんなことより勉強しなさい」
というわけで、そのあとは、
退会までの間、ぼくの携帯で、本人が気にいってたところ、友達の面白い話などをあれこれ見せてくれる。
ちょっとやりすぎてるかつての親友や、つきあってた(といえるのかねぇ)の男の子の変貌ぶりなど。
そうこうしていると、友達からほんとうに手続きするよとメール。
あっというまに、電子網からコンテンツが消えてしまった。
風呂からあがると娘が、「ねぇ、パパぁ。高校に入るとしたいことがあるんだ」、と娘。
カミさんが「なになに?」と口をはさむ。
「パパには前も言ったよ」
「思いきり勉強いしたいってことか?」
とぼく。
「違う。そっちの話ではなくて」
「ピアスはだめよ」とカミさん。
「じゃあなくて」と娘。
「いつ話した?」とぼく。
「2年前のお正月のあの公園で」
「覚えてないよ」
「エクステだよ」。
「まぁ、高校に入って考えなさい。どの高校に行くかで校則も違うだろうしね」
というわけで、それから3人でしばらくエクステについてあれこれ話す。
よかった。
きっかけは友達の電子網日記の書き込みがきっかけということだったので、
ちょっと気になり、会社のPCで検索をかけてみた。
すると娘を含む友達たちの携帯電子網日記がでてきた。
内容もちょっと寒気がするようなものなのだが、それよりも・・・。
まずは自分のところでは自動シールつき写真撮影機で写した写真を公開中。
友達のところのリンクボタンでは本名がさらされている。
学校を特定できるプロフィールを書いている子もいて(学校そのものではなく、住んでる町の名と、東京の郊外ではおなじみのただナンバリングされた、たとえば一中とかってやつ)、
こちらのほうで背筋が寒くなった。
何せ苗字は、かなり珍しい名前だし、
特定することは簡単なのである。
それからどこまで意識しているかはべつだけど、いわゆる学校裏サイトに変貌もできるし、出会い系サイトの機能も普通についていて・・・。
ということで、カミさんには、
1)電子網での名前と写真の公開の仕方はかなり危険度が高いので、親の責任としてやめさせなければならない。ただ、友達との関係もあるだろうし、そこは慎重に話をする必要あり。
2)それから、娘の日記の中に(公開しているのだからしょうがない)、
・体焦げ付き装置室に行ったよ(呆然)
・遊園地に行って楽しかったね。みんな化粧がよれよれ(呆然)
・ピアスあけたい。でもお金ないし、ピンであけるのっていたそうだし。中学であけるのに意味あるのにね(怒
なんて書き込みがあるが
これについては、まぁ、親としてどういう話をするかはわけて考えないといけないねとメール。
帰り道、なんだかとても寂しくなって帰宅。
カミさんはきょう話すべきではないかと、勉強している娘に聞こえないように言うのだが、
ぼくも少々混乱している。
飲まないつもりだったのに、発泡酒。
カミさんは、へんなところを押しちゃうと突然何かが請求されるかも、などという心配でサイトを見ていないということなので、ひとつひとつ回遊の仕方を教える。
「子供向け携帯電子網規制」を解除したから、これが見えるようになったのかなとカミさんが言う。
一段規制を緩和したが、この手のものはフィルタリングされて見えないはずだがなぁ、とぼく。
お風呂を洗ってリビングに戻ると、勉強が一段落し、カミさんが作った都道府県の場所と県庁所在地テストににとり組もうとしているところ。「なんか難しい顔していない?」というので、「それが終わったら話をしよう」と言うと、ちょっと緊張して「なに系の話?」と聞く。
「決して楽しい話じゃないよ」というと、じゃあはなしてよということで、食卓に向き合って話しをする。
話は2階建て。
1)携帯電子網日記をみつけたこと
・電子網危機回避について
→どういう事情があろうとも、親の責任としてやめざるを得ないので、すぐに退会すること。ただし友達との関係とかあるのなら、そこは話をしてみなさい
娘:わかった。でも聞いてほしいことがある。
まず退会は自分の携帯からはできない。
さらには規制がかかっているから、自分の携帯からは見えない。
いつもともだちにテキストと写真をメールで送ってアップしてもらっていた。
友達と休みの日に会う時しか、そのサイト見られない。
友達にすぐ連絡する。
友達のなかにもいろいろめんどくさいから、とやめちゃう子もいるし、特別問題にならない。
親にうるさく言われたからとは言いたくないし、言わないよ。
いつも言うけど親が悪いなんて思われたくないもん。
ただね、いろいろ書いたのが消えちゃうのがつらい。
ここで、娘は涙ぐんだ。
ということで、娘は友達に退会手続き依頼。
2)内容について
ここで娘はカミさんに退場を要請。
「何を読んだの?」とぼくに聞く。
そして、「聞くのいやだから、やっぱりここに」と、ぼくが電子網の危険の説明に使った紙に書いてほしいとお願い。
ということで、ぼくが書く
・体焦げ付き装置室に行ったよ
ねえ、まずこっちみて。全然やけてないでしょ(笑
--ほんとだ。焼けてないね
沖縄で買い物もしなきゃいけないしそんなお金があるわけないし、おまけに私がそんなところに行く勇気があると思う?(笑
時々会う別の中学の子に「あっそんなことしてんだと」思わせて楽しんでるんだよ。
笑っているところでカミさんが「いいでしょ。じゃましないから」
続けて書く
・遊園地に行って楽しかったね。みんな化粧がよれよれ
私、化粧道具持ってないし。してた子はいるよ。でも私はしてない。
--でも、自動シールつき写真撮影機でとった写真をアップしてたけど、それは化粧してたじゃないか
あのプリクラはママにも見せた。叱られた。
続けて書く
・ピアスあけたい。でもお金ないし、ピンであけるのっていたそうだし。でも中学であけるのに意味あるのにね(怒
中学なんかじゃあけないよ。これも他中の子とのコミュニケーション。自分でやるのは危ないとさんざんパパからも言われてるじゃない。
「でもママぁ、高校であけていい?」
「ピアスは高校を出てから。おまけに今のままじゃ高校いけないよ。そんなことより勉強しなさい」
というわけで、そのあとは、
退会までの間、ぼくの携帯で、本人が気にいってたところ、友達の面白い話などをあれこれ見せてくれる。
ちょっとやりすぎてるかつての親友や、つきあってた(といえるのかねぇ)の男の子の変貌ぶりなど。
そうこうしていると、友達からほんとうに手続きするよとメール。
あっというまに、電子網からコンテンツが消えてしまった。
風呂からあがると娘が、「ねぇ、パパぁ。高校に入るとしたいことがあるんだ」、と娘。
カミさんが「なになに?」と口をはさむ。
「パパには前も言ったよ」
「思いきり勉強いしたいってことか?」
とぼく。
「違う。そっちの話ではなくて」
「ピアスはだめよ」とカミさん。
「じゃあなくて」と娘。
「いつ話した?」とぼく。
「2年前のお正月のあの公園で」
「覚えてないよ」
「エクステだよ」。
「まぁ、高校に入って考えなさい。どの高校に行くかで校則も違うだろうしね」
というわけで、それから3人でしばらくエクステについてあれこれ話す。
よかった。
by peace_tess
| 2008-04-11 10:12
| 子煩悩